Google Driveに直接アクセス可能なDrive File Streamを使ってみた

2017年3月9日に発表された「Drive File Stream」が利用できるようになったので、実際に使ってみた。

www.itmedia.co.jp

利用には事前にEAP(Early Adopter Program)の登録が必要となっている。
EAPには3月10日に登録し、4月8日に利用開始のメールが届いた。

事前準備

Windows10を使っているのだが、UEFIでセキュアブートの設定を行っていると利用できないようだ。

UEFIでセキュアブートを無効化し、再度インストールを行うと、完了することができた。

ログイン

ログインが完了すると、通知領域にDrive File Streamが追加される。

そしてドライブとしてGoogle Driveがマウントされる。
容量はG Suite Business×5の契約のため無制限ということで、1EBとなっている。

開いてみると「My Drive」と「Team Drives」にアクセスすることができる。

使ってみた

試しに5.6GB程度のISOファイルをアップロードしてみた。 アップロード速度は約100Mbpsと通常のGoogle Driveに比べると遅くなっていた。(通常はInsyncを使うことで300~500Mbps程度の速度)
動作としては一時的にキャッシュにコピーした後アップロードしている。 Google Drive上のファイルを開く場合も、同様の場所に一時的にダウンロードされ開かれる。

・キャッシュのPath C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\DriveFS

ドライブの空き容量を超えるファイルのダウンロードやアップロードはできないと思われる。

速度的にはそこまで速くないものの、キャッシュ以外にローカルの領域を使わなくて済むというのは大変便利に思えた。
もちろん安定したネット環境が必要なので、外出時に使いたい場合は多少注意が必要となってくる。

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