Linuxの勉強を行うために自宅で稼働しているESXi上にLinuxを使ってサーバ構築を行う.
以下のサイトを参考に構築を行うこととした.
手始めに今回はCentOS7のインストールを行っていく.
準備
まずはインストールに使うISOファイルを以下からダウンロードする.
Index of /Linux/centos/7/isos/x86_64
今回は「CentOS-7-x86_64-DVD-1611.iso」をダウンロードした.
ダウンロードが終わったらvSphere Clientを使って適当な場所にアップロードする.
仮想マシンを作る
vSphere Clientから仮想マシンの作成を行う.
vSphere Clientで扱える仮想マシンバージョン11までなので,カスタムを選択する必要がある.
標準で作成してしまうとバージョン13になってしまうので注意.
(vSphere Web Clientで扱うならば問題なし)
今回の名前は「CentOS7」とした.
内蔵HDDは1台のみのため,変更せず「次へ」.
ここで仮想マシンのバージョンを選択する.
仮想マシンバージョンで11を選択すると「CentOS7」が選べないので,RedHat Linux 7を選択した.
CPUのソケット数を設定できる. 今回は最小限なので1つとした.
メモリも初期値の2GBとした.
ネットワークは仮想NICを用いる.
もちろん物理NICが複数あれば物理NICでも良い.
ディスク容量は初期値の16GBとした.
プロビジョニングの違いについては以下のサイトを参考にしてほしい.
今回はシックProvisioning(Lazy zeroed)とした.
確認画面で「完了前に仮想マシンの設定を編集」にチェックを入れ,「続行」する.
「完了前に仮想マシンの設定を編集」にチェックを入れたためプロパティの画面が表示される.
ここでインストール用ISOファイルをブートするように設定を行う.
準備でESXiにアップロードしたISOファイルを設定する.
これで仮想マシンの作成は完了となる.
インストール
早速電源を入れてインストールを行っていく.
インストール先とネットワーク設定を行う.
インストール先は1つしかないため選択して「完了」.
ネットワーク設定はまず「イーサネット」を有効化し,適当なホスト名を入力する.
DHCP運用の場合はこのままでもよいが,今回は固定IPとするため「設定」へ進む.
「IPv4のセッティング」タブへと進み,各項目を入力し「完了」.
設定が終わるとインストールが開始できる.
インストール中に「rootパスワード」と「ユーザーの作成」を実施する.
今回はrootユーザーのみで運用するため,パスワードの設定のみ行った.
インストールが終わったら再起動を実施する.
rootユーザーでログインできれば完了となる.
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